年数の経ったアルティマは要注意

年季の入ったアルティマ本体が1台入ってきました。この台はエラー1(天板開閉エラー)で使用できない状態でした。

天板開閉モーターの故障か歯車の破損かと思いきや、実は故障しておらず、歯車などが取り付けてあるプレートのインサートが抜け、上下に動いてしまっておりました。

そのためモーターが動いた際に歯車に力が伝達できず、開閉監視センサーに入力が入らなかったためエラー1を起こしてました。

インサートを取付けて固定してあげれば問題ありません。古いアルティマの整備時には確認必須です。

乾燥中に部品の交換

オーバーホール中のアルティマは乾燥中のため、部品の交換を同時に進めます。モーターと駆動歯車は新品へ交換します。

破損すると致命傷になる天板開閉モーターです。歯車が故障すると分解整備に時間が掛かるのでなりの高額修理となります。歯車だけなら数百円です。

取り外した歯車です。亀裂があるのがお分かりいただけるでしょうか。ここから割れます。

こちらは新品。当店ではオーバーホール時にこの歯車も新品へ交換を行っておりますので、安心ですよね。

これで天板開閉モーターの整備は完了です。モーター自体も油汚れなどをしっかり落として綺麗にしてあります。

2台同時に整備開始

ご注文いただいておりますアルティマ2台を同時に整備開始します。

凄まじい汚れ。20年近く使い続けたアルティマは大体こんな感じです。このまま使いたくないですよね。

ターンテーブルのガイドベアリングは破損しており、テーブルが割れるのも時間の問題でしたね。

ベアリングが故障したり回転不良になるとターンテーブルの外側を削ります。かなり減っているのがお分かりいただけるでしょうか。

まずは天板から洗浄開始。綺麗にはなりますが、取り切れない汚れが残る場合があります。

続いて下廻り。薬剤をかけると汚れが一気に垂れてきます。

更に本体。とにかく汚れが酷いので、今回薬剤は濃いめに希釈。

配線類も完全には綺麗になりませんが、かなり綺麗になります。

レックスⅢはマット待ち

試験機2号機はマットの貼り付けと試運転調整を残すのみとなりました。

天板の加工には時間が掛かりますが、点棒をサッとしまえた方が楽ですよね。

サイコロボックスはCSJ用のものを採用しました。Mリーグと同じで人気のサイコロボックスです。

マットの貼り付け前に段差の調整は終わらせておきます。間もなく出荷です。

アルティマ整備継続

お客様から複数台ご購入いただきましたアルティマの1台目が連続試運転をクリアして完成しました。

消耗品はバッチリ交換済ですので、安心してご使用いただけます。

サイコロボックスもボタンやサイコロ、透明円盤も交換してあります。

機械や部品には個体差があり、全てが新品ではありませんので、同じように整備をしても仕上がりには若干のバラつきが生じます。あくまで中古品である事をご理解の上、ご検討ください。

試験機2号機まもなく

試験機2号機となるレックスⅢの荒組みが完了しました。この後、各所調整に入ります。

販売価格を抑えるために2号機ではリペア品を所々で使用し、耐久テストも兼ねております。

コストが抑えられればその分販売価格も抑えられます。乞うご期待。

レックスⅢ試験運用開始

試験機1号となるレックスⅢが運用を開始しました。某県にありますお客様にてモデル運用いただいております。細かい不具合などはご指摘いただき量産前に改善しようと思います。この度はご協力誠にありがとうございます。

合わせてアルティマ1台をご購入いただきました。新品牌に新品点棒。コンセントやマットなども新品で納めさせていただきました。お店の発展に貢献できることを期待しております。

光り方が全然違う

【交換前】お客様よりサイコロ基板交換のご依頼をいただきました。誠にありがとうございます。古くなった基板はLEDが暗くなり、ボタンの効きも悪くなります。

【交換後】とても綺麗にそして見やすくなりました。アルティマのサイコロ基板は生産が終了しており、新品で購入いただく事はできませんが、リペア品を販売しておりますのでお気軽にご相談ください。スイッチ1個から交換可能です。

フラットは難しい

山や配牌が出てきた時にバラバラしているとカッコ悪いですね。プッシャーが原因の場合が多数ですが、新品に交換してもなかなか綺麗に出ない事があります。

エレベーターと天板の段差調整もなかなか根気のいる作業です。特に山を前に出した時に段差があると崩してしまう恐れがあるので気を使う作業の一つです。

モーター、駆動歯車、EV駆動部、ベアリングは予め新品へ交換しておきます。

押しが弱い場合はこのネジをちょっと出してあげれば強く押すようになります。

間もなく整備完了

お客様よりご注文いただいておりますアルティマ1台の整備が間もなく完了します。ご注文から納期をいただいており大変申し訳ございません。

捲れてしまったパネルシートは新しいものへ交換し、気持ち良い状態で使っていただこうと思います。

今回はオプションで消音シートの取付け。これがあるとガチャガチャ音がしなくなるので良いです。

ドラ出しも不安がある場合は全て交換します。連続50回テストをクリアすれば出荷準備完了です。